システムトレードのすすめ

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私の「EA選定方法」~上級編~

 

 

この記事は、ほんの少し上級者向になります。「市販EAを卒業して、いろいろなEAを使ってみたい!」という方に向けてお送りします。と、言っても、所詮は私の浅知恵なので、気軽に読んで下さいね😘

 

 

まず、ゴゴジャンなどのプラットフォーム経由でなく、EA作者等から直接EAを譲り受けたり、購入するときは、必ずやってほしいことがあります。

 

 

①まずは、当該EAの仕様を必ず確認してください。確認項目はゴゴジャンの出品サイト等を参考にしていただけると良いと思います。特に「最大ポジション数」「最大ストップロス値」「テイクプロフィット値」は必ず確認するようにしてください。

 

 

これは何故かというと、ナンピン・マーチン・リスクリワード比率の操作、それと過剰最適化を組み合わせれば、誰でも簡単に「見かけ上超高性能なEA」を作成することが可能だからです。

 

 

言い換えればハリボテEAですね。実運用でほぼほぼ確実にドカンがきて破綻します。Twitter上で無料(とは言っても口座縛り)もしくは有料(時に高額)で手に入れたEAで資金運用をして、痛い目にあった方も少なくないと思います。このようなEAの購入を防ぐには事前に最低限の仕様を確認する必要があります。

 

 

②上記のように、EAを取得する際に気をつけるのは大前提ですが、取得したEAはリアルマネー運用する前に、TDS(Tick Data Suite)というソフトを利用した精細なバックテスト、性能検証を行う必要があると、私は考えています。

 

 

EA販売者はきれいな収益曲線を描いたバックテストの結果を見せてくると思います。が、バックテストというのは細かな設定をいじることによっていくらでも見せかけをよくすることができます。これを、いわゆる「過剰最適化・カーブフィッティング」と呼びます。

 

 

この「過剰最適化・カーブフィッティング」を見破り、本当の性能を計測するために、TDS(Tick Data Suite)というソフトウェアを使った精密なバックテストを行います。

 

 

TDS(Tick Data Suite)のライセンス料は約7万円と値が張ります。ただ、EAの性能検証には必要不可欠なものだと考えているので、私は導入しています。

 

 

③最後に、取得したEAにフォワードデータが付属していなかったときは、利用者自ら計測する必要があります。

 

 

 

具体的には、一定期間、デモ口座もしくはリアル口座で最小lotでの運用をして、実戦投入に耐えうるEAかを確認します。

 

 

この期間は人によって違うようですが、私は最低でも6ヶ月の計測が必要だと、考えています。

 

 

文章が長くなってしまいましたが、この手順を踏むことで、ある程度、EAの正確な性能を検証できると、考えています。

 

 

長文お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

ではでは!